VIO脱毛、気になっているけど一歩踏み出せない——その理由はだいたいこの3つではないでしょうか。
- 恥ずかしい
- 痛そう
- やって後悔しない?
私は看護師として美容クリニックで医療脱毛の施術を行ってきました。VIOの施術も、数えきれないほど担当してきました。そして実は——私自身、VIOだけは怖くて、長いあいだできませんでした。施術する側とされる側、両方を知っている立場から、正直にお話しします。
①「恥ずかしい」について——施術する側の本音
まず、一番多い不安から。結論を先に言います。
施術する側は、本当に、まったく気にしていません。
みなさん恥ずかしさが勝ってしまって気にされるのですが、施術者が見ているのは肌の状態と、毛の経過だけ。「恥ずかしい部位」という感覚は、正直ありません。毎日何件も担当する、腕や脚と同じ「日常業務」だからです。現場にいた人間として、これは断言できます。
また、実際の施術では最初に紙ショーツを履かせてもらえて、施術する部分だけを少しずつずらしながら進めるやり方のところが多いです。「全部見られたらどうしよう」という想像とは、だいぶ違うと思ってください。
——とはいえ、最初は誰でも緊張します。現場でも「恥ずかしかったのは最初だけだった」という声がとても多かったです。1回目は緊張していた方も、2回目以降は平気になる方がほとんどでした。
②「痛そう」について——私自身、VIOだけは怖くてできませんでした
これは、ごまかしません。VIOは体の中でも痛みを感じやすい部位です。医療のレーザー脱毛では「本当に痛い」とおっしゃる方が多く、途中で中断することも何度もありました。
そして、ここからは私自身の話です。
私は若い頃に医療脱毛で全身をやったのですが、他の部位がとても痛かったので、「VIOはとても無理だ」と思って、ずっとやれませんでした。挫折したのではなく、怖くて踏み出せなかった——今この記事を読んで迷っているあなたと、同じだったんです。
その私がVIOをやれたのは、だいぶ大人になってから。そのとき受けたのは光脱毛でした。これなら通い続けられたんです。現場でも、サロンの光脱毛は「これなら耐えられる」という方が多かった——痛みが不安な方に光脱毛から、というのは、施術者としても経験者としても、理にかなった選択だと思います。
痛みへの対策もはっきりしています。
- 麻酔クリームが使える(医療機関のみ・取り扱いは要確認)——VIOこそ麻酔の出番です
- 光脱毛から始める——痛みが不安なら、まず光で。私はこれで再開できました
- 出力調整・冷却——痛かったら我慢せず伝えてください。伝えるのが一番きれいに仕上がる近道です
部位別の痛みについては、こちらで詳しく書いています。
▶ 脱毛って、ぶっちゃけどのくらい痛い?(部位別に正直に解説)
③「後悔しない?」について——形は“戻れない”ことだけ知っておく
VIO脱毛で唯一、事前によく考えてほしいのが「どこまで減らすか」です。
- 全部なくす(ハイジニーナ)——衛生的でお手入れゼロ。ただし、脱毛が完了すると基本的に元には戻せません
- 自然に残す(形を整える+量を減らす)——見た目の変化が少なく、温泉などでも気になりにくい。迷ったらこちらが無難です
施術していた側からの、形のコツ——「最初の数回は、全部当てる」
ここは、施術していた立場から知っておくと得するコツをお伝えします。
まず前提として、VIOはレーザーでも、他の部位と比べてかなり回数のかかる部位です。それを踏まえて、現場でおすすめしていたのは——
最初の数回は全部に照射して、途中から「残したい部分」だけ避けて照射していくやり方です。こうすると、残す毛も全体に毛量が減って、自然できれいな仕上がりになります。最初から避けて照射すると、残した部分だけ毛量がそのままで、かえって不自然に見えがちなんです。
そしてもうひとつ、現場の実感を正直に。最初は「全部なくすのは抵抗がある」と言っていた方が、通ううちに「やっぱり全部なくしたい」に変わることが、かなり多いんです。「最初の数回は全部当てる」やり方なら、途中でどちらに気持ちが変わっても対応できます。迷っているなら、急いで決めなくて大丈夫です。
「やるなら黒いうちに」——白髪には全く反応しません
これは施術していた立場から、強くお伝えしたいことです。
脱毛の光は毛の黒い色素に反応します。だから白髪には、全く反応しません。「全く」です。VIOに白髪が増えてから「やっておけばよかった」となっても、光やレーザーでは対応できなくなります。
最近は、将来の介護に備えて整えておく「介護脱毛」という考え方で、40〜50代から始める方も増えています。私自身も年齢を重ねてからVIOをやった身として、「やるなら毛が黒いうちに」は、本当に覚えておいてほしいポイントです(詳しくは40代・50代からの脱毛の記事で解説しています)。
どこでやる?——VIOこそ「選び方」が大事
| 選択肢 | 向いている人 | ひとこと |
|---|---|---|
| 医療脱毛 | 早く終わらせたい・麻酔を使いたい | 痛みは強めだが麻酔という選択肢がある |
| サロン脱毛 | 痛みが不安・丁寧に進めたい | 「耐えられる」という方が多い。私も光でようやくできました |
| 家庭用脱毛器 | 人に見られること自体が無理 | VIO対応の機種か必ず確認。V以外は無理をしない |
「そもそもどれが合うか」から考えたい方はこちらから。
▶ 医療・サロン・家庭用、あなたに合うのはどれ?(元看護師が本音で解説)
「見られるのがどうしても無理」という方は、VIO対応の家庭用脱毛器という手もあります。機種選びのポイントは近日レビューします。
まとめ
- 恥ずかしさ——施術者は肌と毛の経過しか見ていない。「恥ずかしいのは最初だけ、2回目からは平気」が現場の実感
- 痛み——VIOは正直痛みやすい。私自身、怖くて長年できなかったけれど、光脱毛でようやくできた。麻酔(医療)や光から始めるなど、選択肢はある
- 後悔——「どこまで減らすか」は急いで決めなくてOK。最初の数回は全部当てて、途中から残す部分を避けるのが現場のおすすめ(残す毛もきれいに仕上がる)
- 白髪には全く反応しない——やるなら黒いうちに